先週、友人(台湾人)が、テレビを見る度に心が痛いと半泣きで電話をかけてきました。
彼女は妊娠中なので、日本は復興する大丈夫、報道はみないほうがいいと
逆に励ます形になったけれど、以後もどの国でも、よくも悪くも、不安を煽る報道が多いです。
この十日間、正しい情報を得るのに拡散していたけど、自分自身も不安を煽っていたのかもと思うし、
役に立っていたのかといえば正直わかりません。
台湾にいる自分ができること、
もちろん自分の生活があるし、仕事もある、
でも、目線を変えてみようと思いました。
台湾が日本の復興を応援している事は伝わったけど、
逆に、台湾に向けて今知ってほしい正確な情報と知識を台湾へ伝えていくことも必要だと。
私たち夫婦は関東に友人が多いので、直接現状の話しを聞いて落ち着けますが、
映像の影響は多く、言葉が違うとうまく伝わりません。
台湾は年代が違うだけで、考え方も全然違う。
線香の灰が子供にいいと信じ、子供に食べさせていた事もあったと聴くし、
煽りの買いだめも一度起こってしまえば、日本のようにはいかないと思います。
少しでも日本の三次的被害を防がねばならぬ事に気づかせてくれた人感謝します。
私も不安を逆撫でするような不適切な言動にはくれぐれも気をつけます。
台湾にいる他の日本人までが誤解されてしまうことがないように勤めたいです。
もし日本から台湾に拡散してほしい情報、知ってほしい事等はある方は
恐れ入りますがソース付きでコメント欄にお願いします。
このような時に、お互いをケアする方法として、all about japanで
話し方講師の藤田尚弓さんが書かれている有意な言葉の対処法です。
*長文です
【災害・緊急時 大事にしたい話し方・伝え方】
http://allabout.co.jp/gm/gc/377784/より
東北地方太平洋沖地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
今回被害の少なかった地域でも、まだ緊張感や不安が続いています。家族や親戚、知人などが被災された方もいらっしゃるでしょう。いたわりの言葉が救いになることがある一方で、ストレスの強い状況下では、伝え方がうまくできないために傷つけ合ってしまうこともあります。災害時という特殊な状況での行動の仕方を、話し方・伝え方の見地からご紹介しますので参考になさってください。
■子供に安心を伝える
余震や原発の問題などで不安な時期ですが、親が動揺していると子供も不安定になってしまいます。明るい言葉をかけるなど、笑顔を見せる、抱きしめるなどの非言語コミュニケーションを多く使いながら子供に安心を伝えてあげてください。抱きしめるという行為は、心のケアにもいいとされています。
被害の少ない場所にいる方も報道が気になる時期ですが、テレビのつけっぱなしはやめましょう。視覚を使った情報伝達の有効性を考えると、子供に被災のシーンを繰り返し見せるのは避けた方が賢明です。私達は言葉以外の部分でもコミュニケーションをとっています。行動や雰囲気からも多くの情報が伝わりますので非常時の家族のルール(行動の仕方、集合場所等)を確認したら、子供の前ではいつもどおりを演出するくらいの気持ちで接することをお勧めします。
阪神淡路大震災や新潟中越地震の際には、地震や停電を経験したことで、急に暗いところを怖がるようになってしまった、情緒が不安定になってしまった、おむつに戻ってしまったなどの事例も報告されています。ついつい漏らしがちな、ネガティブな言葉も子供の前では我慢し、なるべく安心を伝えるよう心がけましょう。
■安全に導く避難時の伝え方
震災を経験した人の体験談に「リーダーシップをとってくれた人のおかげで行動することができた」という声がありました。緊急時の指示のコツは、
1. 落ち着いて
2. ハッキリと
3. 簡潔な指示を出す
です。パニックに陥った人も、小さな子供も、しっかりした指示を聞くことで行動がしやすくなります。
■挨拶から始める近所の人とのコミュニケーション
震災に遭われた方の経験談で多かったのが、「近所の人達との助けあい」。避難する時も、避難した後も地域の人達との協力が欠かせないようです。今回、被害に遭わなかった地域の方も、震災に備えてぜひ近所の人とコミュニケーションをとっておくようにしましょう。
都心に住んでいる方は、隣の人との交流はないかも知れません。そんな場合は、まずは挨拶から始めましょう。「そんな小さなこと……」と思われる方もいるかも知れませんし、テレや慣習もあると思いますが、挨拶には思っている以上の効果があります。単純接触の繰り返しは、人間関係を近くする有効な手段であり、防犯の面でも効果が確認されています。挨拶をすることに慣れてきたら、挨拶に一言をプラスして、コミュニケーションを増やしていきましょう。
□挨拶プラス一言の例
おはようございます(挨拶)+今日は冷えますね(一言)
地震後のこの時期なら「大丈夫でしたか」「大変でしたね」など、これまで話したことのない人に声をかけてみるのもいいでしょう。人は知らない人には冷淡になる傾向があります(ザイアンスの法則)。イザという時に助け合うことができる土壌づくりは食料の備蓄以上に大切なのです。
■ストレスが多い環境での伝え方
避難所で生活する方、都内で帰宅困難になった方など、慣れない環境で大勢の人と過ごすと非常に大きなストレスがかかります。そんな精神状態で窮屈に過ごすのですから苦情を言いたくなる場面もあるかも知れません。
震災を経験した人の体験談を調べたところ、「近所の人との助け合いが心強かった」というような声が多い一方で、「一緒に暮らすうちにイヤな思いをした」「本性が見えた」といったような関係悪化のケースもありました。
お互いが強いストレス下に置かれている場合、伝える側の言葉も強くなる傾向があるだけでなく、受け止める側も過敏になる傾向があります。思いやりというクッションをなくしがちの緊急時。傷つけ合わないためには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
ストレス下にある相手に対して話をする場合には、「どのような構造、順番で伝えるか、フォローの言葉をどうするか」といった準備を事前にしてから伝えるのがセオリーです。しかし、自分もストレスにさらされていて、そういった準備をする余裕がない場合には、話し方の印象に気をつけることが有効です。言葉選びだけでなく、声のトーン、話すスピード、表情などを含め、いつも以上に丁寧に伝えることで印象を緩和できます。
特に、声のトーンは低め、話すスピードはややゆっくりにすると攻撃的でない印象になります。ストレス下の場合そのくらい気をつけても、やっと相手にはニュートラルに伝わる程度の話し方になります。
相手を攻撃するような伝え方もいけませんが、自分ばかりが我慢するのもよくありません。こういった環境では、自分も他人も大事にするコミュニケーションが必要になります。
■人間心理と声かけの効果
私達は他者と自分の間のバランスを求め、公平である状態を好みます(こういう状態を心理学では「衡平理論」といいます)。そのため、物資の分配や我慢の分配がうまくいかない状態では大きな不快感を感じるでしょう。しかしながら、共有する有限なものを前にすると利己的な考え方をしてしまう心理も働きます。みんなの利益のために行動するか、個人の利益のために行動するかの葛藤が生まれてしまうのです(こういう状態を心理学では「コモンズのジレンマ」といいます)。
そんな状況の中で、助け合うためには「声をかけ合う」「話し合う」ことが有効です。研究では、話し合いや情報交換、ルールなどによって協力行動が促されると報告されています。周囲の協力が得られるという期待感を持てるようになると、事態を好転させることが可能になるのです。ギスギスした環境では、いろんな気持ちが芽生えてしまうのも当たり前。そんな時に自分や他者を責めてはいけません。隣の人に声をかけ、コミュニケーションをとり、助け合いの土壌を作ることで事態を好転させましょう。
■いたわりの声をかけあおう
被災された方、自分は無事でも親戚や知人が被災した方など、震災によって心に傷ができてしまった人も少なくないと思います。どんどん周りの人を気遣う言葉をかけ合いましょう。
今回インタビューをさせてくれた阪神淡路大震災の被災者の方は「震災も仮設での生活もつらかったけれど、ボランティアの人に話を聞いてもらえて気分が少し落ち着いた」とおっしゃっていました。特に女性は、話すという行為でストレスを緩和しやすいと言われています。「大丈夫だった?」「つらくない?」などの声掛けをし、相手が話をしやすいきっかけを作るようにしていきましょう。
■「頑張れ」の使い方に注意
一般的によく使われる「頑張れ」という言葉は、「これ以上どうやって頑張ればいいのだろう?」と受け取られてしまうこともあるので注意が必要です。つらい人に対しては、励ましよりも「聴く」に軸足を置くコミュニケーションをとるようにしたほうがいいでしょう。相手の話を聴き、心を寄り添わせる行為自体が励ましになります。言語だけがコミュニケーションではないことを思い出しましょう。
震災が起きてしばらくすると、被害のない地域にいる人達にも「何もできない自分」というストレスがかかることがあります。あなたの周りにも無力感にさいなまれ、もどかしい思いをしている人もいるかも知れません。そういうストレスを感じた場合には、ぜひ「聴く」という貢献をしていただきたいと思います。普通に振る舞っている人の中にも、親戚や知人が被災して苦しさを抱えている人がいるかも知れません。そういった人に気遣い、心を寄り添わせるのも立派な貢献なのです。
■聞き流すスキルも必要な時期
災害時は、根拠のない風説が流れやすい時期でもあります。人からの話を判断するポイントは、事実、推測、意見に整理しながら聞くことです。特に、事実と推測は一緒にして語られることが多いので注意してください。事実として語られている部分については、情報の出どころを聞くようにします。情報の出どころがハッキリしないような状況の場合、確実でない情報を聞き流すスキルも重要になってくるでしょう。
この時期に消費をすることを不謹慎だと言う人もいます。日本経済をこれ以上停滞させないためにも被害のなかった地域の方には、むしろ普通に働き、普通に消費をしてもらって経済を停滞させないようにするべきという人もいます。様々な考え方の人が、様々な意見を押しつけあう場面では、言葉の力を受け流す強さが必要です。
人は非常時には、思いをうまく伝えられない状態に陥ります。それを認識しておけば、過度に傷ついたり相手を責めることを減らせるはずです。私の好きな言葉に「言葉は人間の用いる最も強力な麻薬だ」(イギリスの作家キプリングの言葉)というのがあります。言葉は、麻薬のように人の心や身体を蝕んでしまうこともあれば、痛みを和らげる薬のような効果も持ち合わせています。こんな時だからこそ、言葉を選び、伝え方を工夫し、復興へむけて力を合わせていきましょう。
彼女は妊娠中なので、日本は復興する大丈夫、報道はみないほうがいいと
逆に励ます形になったけれど、以後もどの国でも、よくも悪くも、不安を煽る報道が多いです。
この十日間、正しい情報を得るのに拡散していたけど、自分自身も不安を煽っていたのかもと思うし、
役に立っていたのかといえば正直わかりません。
台湾にいる自分ができること、
もちろん自分の生活があるし、仕事もある、
でも、目線を変えてみようと思いました。
台湾が日本の復興を応援している事は伝わったけど、
逆に、台湾に向けて今知ってほしい正確な情報と知識を台湾へ伝えていくことも必要だと。
私たち夫婦は関東に友人が多いので、直接現状の話しを聞いて落ち着けますが、
映像の影響は多く、言葉が違うとうまく伝わりません。
台湾は年代が違うだけで、考え方も全然違う。
線香の灰が子供にいいと信じ、子供に食べさせていた事もあったと聴くし、
煽りの買いだめも一度起こってしまえば、日本のようにはいかないと思います。
少しでも日本の三次的被害を防がねばならぬ事に気づかせてくれた人感謝します。
私も不安を逆撫でするような不適切な言動にはくれぐれも気をつけます。
台湾にいる他の日本人までが誤解されてしまうことがないように勤めたいです。
もし日本から台湾に拡散してほしい情報、知ってほしい事等はある方は
恐れ入りますがソース付きでコメント欄にお願いします。
このような時に、お互いをケアする方法として、all about japanで
話し方講師の藤田尚弓さんが書かれている有意な言葉の対処法です。
*長文です
【災害・緊急時 大事にしたい話し方・伝え方】
http://allabout.co.jp/gm/gc/377784/より
東北地方太平洋沖地震で被災された方に心よりお見舞い申し上げます。
今回被害の少なかった地域でも、まだ緊張感や不安が続いています。家族や親戚、知人などが被災された方もいらっしゃるでしょう。いたわりの言葉が救いになることがある一方で、ストレスの強い状況下では、伝え方がうまくできないために傷つけ合ってしまうこともあります。災害時という特殊な状況での行動の仕方を、話し方・伝え方の見地からご紹介しますので参考になさってください。
■子供に安心を伝える
余震や原発の問題などで不安な時期ですが、親が動揺していると子供も不安定になってしまいます。明るい言葉をかけるなど、笑顔を見せる、抱きしめるなどの非言語コミュニケーションを多く使いながら子供に安心を伝えてあげてください。抱きしめるという行為は、心のケアにもいいとされています。
被害の少ない場所にいる方も報道が気になる時期ですが、テレビのつけっぱなしはやめましょう。視覚を使った情報伝達の有効性を考えると、子供に被災のシーンを繰り返し見せるのは避けた方が賢明です。私達は言葉以外の部分でもコミュニケーションをとっています。行動や雰囲気からも多くの情報が伝わりますので非常時の家族のルール(行動の仕方、集合場所等)を確認したら、子供の前ではいつもどおりを演出するくらいの気持ちで接することをお勧めします。
阪神淡路大震災や新潟中越地震の際には、地震や停電を経験したことで、急に暗いところを怖がるようになってしまった、情緒が不安定になってしまった、おむつに戻ってしまったなどの事例も報告されています。ついつい漏らしがちな、ネガティブな言葉も子供の前では我慢し、なるべく安心を伝えるよう心がけましょう。
■安全に導く避難時の伝え方
震災を経験した人の体験談に「リーダーシップをとってくれた人のおかげで行動することができた」という声がありました。緊急時の指示のコツは、
1. 落ち着いて
2. ハッキリと
3. 簡潔な指示を出す
です。パニックに陥った人も、小さな子供も、しっかりした指示を聞くことで行動がしやすくなります。
■挨拶から始める近所の人とのコミュニケーション
震災に遭われた方の経験談で多かったのが、「近所の人達との助けあい」。避難する時も、避難した後も地域の人達との協力が欠かせないようです。今回、被害に遭わなかった地域の方も、震災に備えてぜひ近所の人とコミュニケーションをとっておくようにしましょう。
都心に住んでいる方は、隣の人との交流はないかも知れません。そんな場合は、まずは挨拶から始めましょう。「そんな小さなこと……」と思われる方もいるかも知れませんし、テレや慣習もあると思いますが、挨拶には思っている以上の効果があります。単純接触の繰り返しは、人間関係を近くする有効な手段であり、防犯の面でも効果が確認されています。挨拶をすることに慣れてきたら、挨拶に一言をプラスして、コミュニケーションを増やしていきましょう。
□挨拶プラス一言の例
おはようございます(挨拶)+今日は冷えますね(一言)
地震後のこの時期なら「大丈夫でしたか」「大変でしたね」など、これまで話したことのない人に声をかけてみるのもいいでしょう。人は知らない人には冷淡になる傾向があります(ザイアンスの法則)。イザという時に助け合うことができる土壌づくりは食料の備蓄以上に大切なのです。
■ストレスが多い環境での伝え方
避難所で生活する方、都内で帰宅困難になった方など、慣れない環境で大勢の人と過ごすと非常に大きなストレスがかかります。そんな精神状態で窮屈に過ごすのですから苦情を言いたくなる場面もあるかも知れません。
震災を経験した人の体験談を調べたところ、「近所の人との助け合いが心強かった」というような声が多い一方で、「一緒に暮らすうちにイヤな思いをした」「本性が見えた」といったような関係悪化のケースもありました。
お互いが強いストレス下に置かれている場合、伝える側の言葉も強くなる傾向があるだけでなく、受け止める側も過敏になる傾向があります。思いやりというクッションをなくしがちの緊急時。傷つけ合わないためには、どのような点に気をつければいいのでしょうか。
ストレス下にある相手に対して話をする場合には、「どのような構造、順番で伝えるか、フォローの言葉をどうするか」といった準備を事前にしてから伝えるのがセオリーです。しかし、自分もストレスにさらされていて、そういった準備をする余裕がない場合には、話し方の印象に気をつけることが有効です。言葉選びだけでなく、声のトーン、話すスピード、表情などを含め、いつも以上に丁寧に伝えることで印象を緩和できます。
特に、声のトーンは低め、話すスピードはややゆっくりにすると攻撃的でない印象になります。ストレス下の場合そのくらい気をつけても、やっと相手にはニュートラルに伝わる程度の話し方になります。
相手を攻撃するような伝え方もいけませんが、自分ばかりが我慢するのもよくありません。こういった環境では、自分も他人も大事にするコミュニケーションが必要になります。
■人間心理と声かけの効果
私達は他者と自分の間のバランスを求め、公平である状態を好みます(こういう状態を心理学では「衡平理論」といいます)。そのため、物資の分配や我慢の分配がうまくいかない状態では大きな不快感を感じるでしょう。しかしながら、共有する有限なものを前にすると利己的な考え方をしてしまう心理も働きます。みんなの利益のために行動するか、個人の利益のために行動するかの葛藤が生まれてしまうのです(こういう状態を心理学では「コモンズのジレンマ」といいます)。
そんな状況の中で、助け合うためには「声をかけ合う」「話し合う」ことが有効です。研究では、話し合いや情報交換、ルールなどによって協力行動が促されると報告されています。周囲の協力が得られるという期待感を持てるようになると、事態を好転させることが可能になるのです。ギスギスした環境では、いろんな気持ちが芽生えてしまうのも当たり前。そんな時に自分や他者を責めてはいけません。隣の人に声をかけ、コミュニケーションをとり、助け合いの土壌を作ることで事態を好転させましょう。
■いたわりの声をかけあおう
被災された方、自分は無事でも親戚や知人が被災した方など、震災によって心に傷ができてしまった人も少なくないと思います。どんどん周りの人を気遣う言葉をかけ合いましょう。
今回インタビューをさせてくれた阪神淡路大震災の被災者の方は「震災も仮設での生活もつらかったけれど、ボランティアの人に話を聞いてもらえて気分が少し落ち着いた」とおっしゃっていました。特に女性は、話すという行為でストレスを緩和しやすいと言われています。「大丈夫だった?」「つらくない?」などの声掛けをし、相手が話をしやすいきっかけを作るようにしていきましょう。
■「頑張れ」の使い方に注意
一般的によく使われる「頑張れ」という言葉は、「これ以上どうやって頑張ればいいのだろう?」と受け取られてしまうこともあるので注意が必要です。つらい人に対しては、励ましよりも「聴く」に軸足を置くコミュニケーションをとるようにしたほうがいいでしょう。相手の話を聴き、心を寄り添わせる行為自体が励ましになります。言語だけがコミュニケーションではないことを思い出しましょう。
震災が起きてしばらくすると、被害のない地域にいる人達にも「何もできない自分」というストレスがかかることがあります。あなたの周りにも無力感にさいなまれ、もどかしい思いをしている人もいるかも知れません。そういうストレスを感じた場合には、ぜひ「聴く」という貢献をしていただきたいと思います。普通に振る舞っている人の中にも、親戚や知人が被災して苦しさを抱えている人がいるかも知れません。そういった人に気遣い、心を寄り添わせるのも立派な貢献なのです。
■聞き流すスキルも必要な時期
災害時は、根拠のない風説が流れやすい時期でもあります。人からの話を判断するポイントは、事実、推測、意見に整理しながら聞くことです。特に、事実と推測は一緒にして語られることが多いので注意してください。事実として語られている部分については、情報の出どころを聞くようにします。情報の出どころがハッキリしないような状況の場合、確実でない情報を聞き流すスキルも重要になってくるでしょう。
この時期に消費をすることを不謹慎だと言う人もいます。日本経済をこれ以上停滞させないためにも被害のなかった地域の方には、むしろ普通に働き、普通に消費をしてもらって経済を停滞させないようにするべきという人もいます。様々な考え方の人が、様々な意見を押しつけあう場面では、言葉の力を受け流す強さが必要です。
人は非常時には、思いをうまく伝えられない状態に陥ります。それを認識しておけば、過度に傷ついたり相手を責めることを減らせるはずです。私の好きな言葉に「言葉は人間の用いる最も強力な麻薬だ」(イギリスの作家キプリングの言葉)というのがあります。言葉は、麻薬のように人の心や身体を蝕んでしまうこともあれば、痛みを和らげる薬のような効果も持ち合わせています。こんな時だからこそ、言葉を選び、伝え方を工夫し、復興へむけて力を合わせていきましょう。
- 関連記事
2011.03.22 / Top↑
reachia
☆ねーねさん
台湾メディアも調べずに載せる部分もあるし、
又はインターネットに頼る人が多いので
同じように情報に惑わされていろんな意見を居る人がいますね。
まだ終息していないのに
ここで言い返すと余計傷つきますので、
取られた結果は賢い判断だと思いますよ^^。
私は逆に(地震前)知らない人とマナーについて喧嘩して
怒鳴ってしまい、今回の件で反省しました。
人間的にも成長していかねばと思います!
台湾メディアも調べずに載せる部分もあるし、
又はインターネットに頼る人が多いので
同じように情報に惑わされていろんな意見を居る人がいますね。
まだ終息していないのに
ここで言い返すと余計傷つきますので、
取られた結果は賢い判断だと思いますよ^^。
私は逆に(地震前)知らない人とマナーについて喧嘩して
怒鳴ってしまい、今回の件で反省しました。
人間的にも成長していかねばと思います!

2011/03/25 Fri 19:47 URL [ Edit ]
reachia
☆はむさん
媒体はどこも煽ってますね。
日本も台湾もメディアリラシーは低いと思います。
こういう時、集団ヒステリーも怖いですよ。
ほんとに災害時ほど、民意が出ます。
私も気をつけていきたいと思います^^
もし日本がおちついたら、
景気づけにまたご飯食べに行きましょう♫
媒体はどこも煽ってますね。
日本も台湾もメディアリラシーは低いと思います。
こういう時、集団ヒステリーも怖いですよ。
ほんとに災害時ほど、民意が出ます。
私も気をつけていきたいと思います^^
もし日本がおちついたら、
景気づけにまたご飯食べに行きましょう♫
2011/03/25 Fri 19:43 URL [ Edit ]
reachia
☆NAOKOちゃん
人間って精神的に強くはないんだなと感じたこの頃です。
特に海外にいると、両方の意見を聞かないと行けない気がして。
まだまだ不安だけど、祈ってますよ。
人間って精神的に強くはないんだなと感じたこの頃です。
特に海外にいると、両方の意見を聞かないと行けない気がして。
まだまだ不安だけど、祈ってますよ。
2011/03/25 Fri 19:39 URL [ Edit ]
ね~ね
今回の地震の被害状況に胸が張り裂けそうになっていた時、
それに追い討ちをかけるかのような誇張された台湾のメディア報道、
それに加えて、冗談交じりのひやかしとも取れる台湾人同僚の発言に
正直、心がズタズタにされました。
言葉の力の大きさを改めて思い知らされました。
それに追い討ちをかけるかのような誇張された台湾のメディア報道、
それに加えて、冗談交じりのひやかしとも取れる台湾人同僚の発言に
正直、心がズタズタにされました。
言葉の力の大きさを改めて思い知らされました。
はむりんぼ
あまりにも過剰な報道も、一種の二次災害かもしれませんね。
私の職場の台湾人男性、日本語が上手でとても穏やかな方なんですが、原発の問題も「大丈夫ですよ、天下の東京電力ですから。何も大爆発をお起こしたわけじゃあるまいし。」と言ってくれたんです。
大げさな放射能報道や、平気で「日本沈没」なんてテレビでほざく台湾人コメンテーターで気分が落ち込んでいただけに、本当に嬉しかったです。
「言葉は人の命をいとも簡単に奪うことができる。でも、同時に人の命を救うこともできる。」
言葉の力って偉大ですね。ちょうどReachiaさんと同じことを考えていた今日の私です。
私の職場の台湾人男性、日本語が上手でとても穏やかな方なんですが、原発の問題も「大丈夫ですよ、天下の東京電力ですから。何も大爆発をお起こしたわけじゃあるまいし。」と言ってくれたんです。
大げさな放射能報道や、平気で「日本沈没」なんてテレビでほざく台湾人コメンテーターで気分が落ち込んでいただけに、本当に嬉しかったです。
「言葉は人の命をいとも簡単に奪うことができる。でも、同時に人の命を救うこともできる。」
言葉の力って偉大ですね。ちょうどReachiaさんと同じことを考えていた今日の私です。
2011/03/22 Tue 23:44 URL [ Edit ]
NAOKO
日本中がずっと精神的にピリピリしてるから、皆うまく発言できないんですよ。私もそうなんです。凄く言葉には気を使います。気をつけよう。reachiaさん手分けして正しい情報集めてるから煽ることはまずないと思いますよ。
とりあえず、まず年配の主婦が賢くなるべきですね!
買いしめも、風評も年配者の主婦に言えばある程度止められる気がするんですが。
ただ年配者はネットしない事がネックですかね。
とりあえず、まず年配の主婦が賢くなるべきですね!
買いしめも、風評も年配者の主婦に言えばある程度止められる気がするんですが。
ただ年配者はネットしない事がネックですかね。
2011/03/22 Tue 19:35 URL [ Edit ]
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