♦♦♦♦♦♦♦♦♦ 国際結婚で台湾在住、柴犬3匹との台湾生活を綴っています。あっという間に台湾11年。  ♦♦♦♦♦♦♦

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63位の台湾についてはとりあえず置いておいて・・

ブータンの実に97%の国民が幸せだと感じているというのは驚きです。

信仰性も関係するのでしょうか。

まず、世界178国幸福度ランキング第8位である、『幸せな貧しい国』のブータンとはどういう国なのかということから勉強していこうと思います。(知人Sさんの話と原文を元に書きました)

ブータンはインドと中国の間にある世界唯一チベット仏教を国教とする王国です。
道端にはホームレスは居らず、遊び呆けている者も娼婦もいない。
美しい自然がただ広がり、豪華な豪邸もないかわりに雨風でボロボロになった家もない。

ブータンは軍隊や武器を持たずに(インドに依頼)国家予算の12%を医療(基本的医療サービスは無償で受けられる)18%を教育に当てています。(これは全予算の1/3にあたり、台湾の約2.3倍)

その教育分野を見てみると・・・幼稚園から10年間の義務教育もなんと無償。ブータン全土で行われる検定試験で10位内の成績を取れた者は、国の経費で海外へ留学できるという。

うーんなんとも羨ましい。

台湾でもよく聞くのは、優秀・優秀でないに関わらず、とにかく海外留学をする(或いは親がさせる)若者が多いこと。どの家庭も親戚をたどればたいてい数人は海外で学んでいる子供がいます。

しかしこの台湾の大部分の留学経験者は、再び台湾に帰って就職することよりも、台湾を捨て(これって嫌味な言い方)海外に留まってしまう若者の方が圧倒的に多いだろう。

ブータンの留学生というと、99%は帰国して祖国に貢献する道を選ぶといいます。
豊かな先進国で学び働けば、良い仕事について高収入を得られるというのが一般的な考え。
日本も台湾も圧倒的後者の方を考えるものね。

こういったブータンという国の質の高さは、物質的な豊かさを上回る精神文化にあるのかもしれません。

昨年12月、予定よりも二年早く退位した前ブータン国王ジグミ・シンゲ・ワンチュク殿下が行った数々の政策が今のブータンの幸福度に深く関わっているといえるでしょう。

オックスフォード留学時、社会が抱える失業・犯罪・環境汚染などの問題を目のあたりにし、所得増加によって物質的豊かになった一方で、人間性の荒廃した社会に疑問を持った殿下。留学から帰国後、ブータンを行脚して、首都でも田舎でも、国民が求めているのは『幸福』であると知るのです。

政府が国民のためにすべき事、それは社会全体の幸福感の追求であると。

(拍手~)

彼が 「GNH(Gross National Happiness)is more important than GDP (Gross National Product)」国民総幸福量を提唱したのは有名です。

農家に有機栽培を指導し、化学肥料や農薬に頼らない真の環境重視の農業を国が展開。国土に占める森林面積はアジア最大で、26%の緑地が国立公園になっており、森林の伐採なんて全面禁止!ビニール袋の輸入も禁止!ついでに言えば国挙げての前面禁煙!ジャーン!

文化と環境保護を最優先するブータン政府は、外資系ホテルや観光客を闇雲に増やさず、民家や伝統に調和するように建物の外観に至るまで厳しく規制がはいり観光客の数も抑制しています。

なるほど。

聞いてみれば聞くほど、素晴らしい国ブータン。

先進国の現代人が追求してやまない、スロー&シンプルライフの骨頂がここにはある。

でも先進国に生まれ育った現代人にとっては、生活基盤は現在となんら変化させない上で、シンプルライフを味わいたいのが本音かもしれませんがね・・。

日本の某首相が「美しい国日本」という本を書いていたのは記憶に新しいです。
けれどほんとに「美しい国」とは、トップも政治も、そして国民も環境もクリアな国の事を言うんじゃないかとも思いますね。


~続きはまた次回~
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2007.02.13 / Top↑
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